東京さくらトラムはどんな路線?都電荒川線の停留場・所要時間・歴史を紹介

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23区内でもとりわけマイナーなこの路線。僕自身もあえてこの路線に乗ることを目的にして乗車した以外は乗ったことがない。

鉄道というよりは路面電車という方が正しい。

そんな東京都心に残る路面電車に実際に乗った雰囲気をレポートしていく。


東京さくらトラム(都電荒川線)のスペック

路線の概要

項目 内容
運営事業者 東京都交通局
正式路線名 都電荒川線
営業区間 三ノ輪橋〜早稲田
起点・終点 三ノ輪橋停留場/早稲田停留場
営業キロ 12.2km
停留場数 30か所
標準所要時間 56分
直通運転 なし
運行情報確認日 2026年8月28日

出典: 東京都交通局「都電荒川線」

移動動線はちょうど山手線大塚あたりでクロスする経路で、西側は山手線の内側、東側は外側を通るような経路。

自宅近くから在来線駅へバスのような役割として使っている人が多いのだろうか。

そしてここからわかるのはびっくりするくらいの遅さだ。この電車での長距離移動は実用的ではないと感じる。

調べてみると56分というのはJR中央線通勤特快なら八王子から東京に着くくらいの時間で、その距離は50km弱にもなる。並走する山手線も1時間ちょっとで1周します。

他路線へ乗り換えられる停留場

都電の停留場 乗換路線 徒歩目安
町屋駅前 東京メトロ千代田線・京成本線 1〜2分
熊野前 日暮里・舎人ライナー 1〜2分
王子駅前 JR京浜東北線・東京メトロ南北線 2〜3分
大塚駅前 JR山手線 1分
東池袋四丁目 東京メトロ有楽町線 約3分
鬼子母神前 東京メトロ副都心線 1〜3分

環状線の動きをするがロクに乗換駅と接続しないのが面白ところだ。

ターミナル駅には接続しないので、通勤に使うにはもう一度乗り換えて目的地を目指すことになりそうだ。

優等列車の区分

列車種別 停車 補足
普通 すべての停留場 急行・快速・特急の設定はない

出典: 東京都交通局「東京さくらトラム 路線図・所要時間」

主要駅までの所要時間

出発停留場 到着停留場 所要時間 乗換 調査条件
王子駅前 大塚駅前 約15分 0回 標準所要時間、2026年8月28日確認
王子駅前 早稲田 約26分 0回 同上

出典: 東京都交通局「東京さくらトラム 路線図・所要時間」

新幹線駅への行きやすさ

出発停留場 新幹線駅 乗換 行きやすさの要点
王子駅前 上野 1回 王子駅でJR京浜東北線へ乗り換える
大塚駅前 東京 1回 大塚駅でJR山手線へ乗り換える

空港駅への直接乗り入れはない。

遅延の発生状況

東京さくらトラムは、国土交通省「東京圏の鉄道路線の遅延『見える化』(令和6年度)」の対象46路線に含まれず、同じ基準の通年値は公表されていない。東京都交通局は15分以上の遅延を運行情報で案内しているため、利用当日は公式情報を確認する。

出典: 東京都交通局「東京さくらトラム」、国土交通省「東京圏の鉄道路線の遅延『見える化』(令和6年度)」

23区北半分の円周上のマイナーなエリアを貫いているという印象だが、実際に乗ってみると結構混んでいた。僕が乗ったのはいずれも休日だったので通勤にどれほど使われているかの温度感は掴めていないが、客層は親子連れや高齢者が中だった。注意点としては、車内は僕がいつも乗っている京王や都営のバスよりも狭い。ベビーカーで乗るのはおすすめできず、他の乗客の方もスペースを譲る余裕もないので歓迎されていない感が否めなかった。


東京さくらトラム(都電荒川線)の歴史的な成り立ち

年 出来事 現在の路線へのつながり
1911年 東京市が路面電車事業を買収 都営の路面電車事業の出発点となった
1967〜1972年 自動車交通の増加などを背景に都電の多くを廃止 27系統と32系統が存続した
1974年 27系統と32系統を統合し都電荒川線が誕生 三ノ輪橋〜早稲田の現在の一本の路線になった
2017年 愛称を「東京さくらトラム」に決定 観光客にも伝わる現在の愛称が加わった

出典: 東京都交通局「都電荒川線」、東京都交通局「東京さくらトラム誕生50周年」、東京都交通局「都電荒川線の愛称を決定しました」

もともと王子の電鉄会社が運営していただけあって僕はなんとなく飛鳥山公園付近がこの路線のサビだと勝手に思っている。荒川線というくらいだから北区の王子を主役と見るのは間違っているかもしれないが。確かに荒川区を走っている距離が1番長そうだ。

他にも多く存在した都電が廃止されて生き残っているのがこの路線とのことだが逆になぜ生き残れたのだとも思う。

また最近東京さくらトラムに名前を変更したが、ゆかりもない名前で歴史的な名前を上書きするのは反対だ。同じように東武のスカイツリーラインだのアーバンパークラインだのも同じように僕は嫌いだ。


区間ごとの偏見考察

早稲田〜向原

味わいの東京西側エリア。早稲田から始まる時点で渋すぎるのだが、その後も鉄道とクロスするのが雑司ヶ谷と文学的な雰囲気が漂う。

東池袋四丁目はサンシャインに近いので、その用途では使えるかもしれない。

大塚駅前〜王子駅前

豊島区から北区へ入るまでのエリア。この間火事が起きた学校もこの辺りだ。

北区というと赤羽が代表的な駅だが、飛鳥山公園や王子も捨てがたい。飛鳥山という鉄道駅はないが、飛鳥山公園の地下をゆく飛鳥山トンネルは車移動をする人にとっては見覚えがあるだろう。僕も北千住に住んでいた頃バイクどよく通っていたのでそこで初めて知った。

飛鳥山公園にも子供を連れて遊びに行ってみたが、豪華な地元の公園という感じで遊具も大きめのものが多かった。喫茶店のようなものも併設されてるので長居をすることもできそうだ。

地理好きからすると武蔵野台地の終わりを感じることができる眺めはなかなか良かった。

ニッチなところで行くと2ちゃんねる創設者のひろゆきの中高生時代のエピソードが多い地域でもある。

栄町〜熊野前

北区から荒川区、そして足立区へ伸びていく超マイナーエリア。

隅田川の近くでもあり、埼玉県民からすると上野の手前でお馴染みの尾久駅の周辺でもあるエリアだが、ここまで東京で暮らしてきて話題に上がったことは一度もない。

たどり着く鉄道路線と日暮里舎人ライナーと、これまたマイナーだ。ここの話題で盛り上がれる人と出会えたならそれは運命かもしれない。

東尾久三丁目〜町屋駅前

この辺りは町屋駅周辺の住宅街という感じ。都道クラスの細くはない道がたまに貫いている以外はひたすら路地だらけのエリアだ。

昔会社の同期が住んでいて北千住からも近かったので自転車で走っていたが、この間久しぶりに訪れたらまるで道を覚えていなかった。

荒川七丁目〜三ノ輪橋

台東区である三ノ輪の寸前まで行くエリア。常磐線と京成線に囲まれた場所でもある。

荒川区役所は駅が近くないので、荒川区役所前は便利に使えるらしい。

とはいえ実際に単身者が区役所に行く場合は自転車を使うのでこの駅がなくても、というところではあるが。


僕が考える東京さくらトラム(都電荒川線)のキャラ設定

都心の周りの城を守るアルバイト老兵といったところ。

歴史ある路面電車の形態を守りつつも重役とは遠い存在。しかしながら23区民以外は縁がないが故に東京の名物として観光目的で使ってみるのはアリだと思う。


よくある質問

Q. 東京さくらトラムと都電荒川線は同じ路線ですか?

A. 同じ路線です。「東京さくらトラム」は、東京都交通局が2017年に決定した都電荒川線の愛称です。

Q. 東京さくらトラムの始発と終点はどこですか?

A. 営業区間は三ノ輪橋停留場〜早稲田停留場で、12.2kmに30の停留場があります。

Q. 東京さくらトラムに快速や急行はありますか?

A. ありません。すべての列車が全停留場に停車します。

この記事を書いた人

くろしば

くろしば

WEBエンジニア。東京都中野区在住の2児の父。東京、埼玉、神奈川に10箇所ほど住んできました。街を観察しながら散歩するのが趣味。実際に足を運んだ地域だけを、自分の視点で書いています。歩いて感じた風景と実際の数値を照らし合わせて、新たな発見が出来るような記事を投稿していきます。不動産業界の人間ではないので、忖度なくありのままをお伝えします。

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